エピソードⅦ:昨日は今日のイエスタデイ

エピソードⅦ:昨日は今日のイエスタデイ

どうもみなさん、メッポです。前回は女王陛下万歳!とばかりにいろいろ紹介しちゃいました。ノーフューチャーなのに。
今回はビートルズ 、ウイングスはもちろん、ソロで60年にわたって活躍し続けてきたポール・マッカートニーの映画にまつわるお話。

その映画とは“GIVE MY REGARDS TO BROAD STREET”、邦題を『ヤァ!ブロード・ストリート』(84年・英)といい、同題のサウンドトラックもある。どちらかといえば映画よりもアルバムの方がよく書籍などで触れられている印象なので、どちらも語れる良い機会だ。

映画にはリンダはもちろん、リンゴ・スターとジョージ・マーティンというオレのような人間には馴染みの人々に加え、バーバラ・バック(!まあリンゴの奥さんだけど)と更に夢見るトレイシーことトレイシー・ウルマンも出演。

で、内容はというと、新作のマスターテープが紛失したために、最後にテープを持っていた男への不信感が募る中、録音やラジオ出演をこなすポールが描かれる。
劇中でポールはアロハシャツを着て、ファイヤーパターン(速い話が炎の模様)が施されたフォードポピュラーを、マッドマックスよりもスター・ウォーズ的なスピードでぶっ飛ばす。昔はイカした細身のスーツでアストンマーティンDB6に乗っていたというのに…。

そんな何とも言えない話を彩るのはポールの過去の名曲と新曲の数々!サウンドトラックにはデヴィッド・ギルモア、ジョン・ポール・ジョーンズ等も参加という豪華っぷり。その中から個人的に好きな数曲をチョイス。

キーの高い「Yesterday」はビートル時代よりも哀愁溢れる演奏で、そのまま「Here, There and Everywhere」から「Wanderlust」へ続くメドレー構成。

倉庫のような寒いスタジオで演奏される「Not Such a Bad Boy」はポールらしいイカしたロックンロールナンバー。

ホーン隊と共に送る「Eleanor Rigby」は途中からポール→エリナーの夢というオペラ的でなかなか凝ったシーンへ発展。

また、アルバムには未収録ながら劇中では「Band On The Run」も流れる。流したかったんだね…。

で、そんな映画のオチはというとすごく大したことないけど、あえてネタバレは控えておく。なので気になった人は頑張って探してね!ポールはこの映画のあと、アルバム『プレス・トゥ・プレイ』で微妙な評価を受ける。「Only Love Remains」なんてハッとさせられる名曲が聴けるのにも関わらず!

なお今回紹介した『〜ブロード・ストリート』と『プレス〜』はそれぞれストリーミングサービスで聴けると思う。CDはリマスター版が一向に出ないので割高だったはず。アーカイブ・コレクション、待ってるぞーー!!

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