EPISORDⅤ:電撃バップでぶっ飛ばせ!

EPISORDⅤ:電撃バップでぶっ飛ばせ!

メッポです。
今回はラモーンズ特集とのことで。前回は未見だって言った『ロックンロール・ハイスクール』、もちろん見たよ!

とあるアメリカの高校、授業は退屈そのもの。そんなの耐えられない!とばかりに、陽気なリフは先生から拝借したプレーヤーでラモーンズのレコードを校内に響かせる!これで踊らない生徒はいない。
ところが、新任のトーガー校長はこれを厳しく批判(当たり前だけど)。ロックの撲滅を目論む校長vsロックンロール(というかラモーンズ)を愛してやまないリフと仲間たちのバトルが始まる!

そんなロックンロールとギャグで彩る今作だけど、脚本にジョーダンテが参加してるんだ。『グレムリン』で知られる彼だけど、シュールなギャグの数々はテレビシリーズ“フライングコップ”(『裸の銃を持つ男』の原点)を数話監督してるだけあるのかなぁ。
製作総指揮はかの有名なロジャー・コーマン。

リフを演じるのは『ハロウィン』からP・J・ソールズ。トーガー校長はデス・レースに参加していたメアリー・ウォロノフ。他にもダンテ作品ではお馴染みディック・ミラーが出演。

主人公がラモーンズのLPを家で聴きながら妄想に浸るシーンでは「I Want You Around」が流れ、ジョーイが物理的に急接近。その近くで、一瞬だけトースターピックアップのリッケンを弾くジョニー、庭でドラムを叩くマーキー、シャワーを浴び(る羽目になり)ながらベースを弾くディー・ディーとメンバーはやりたい放題。

リフが他の生徒たちとラモーンズのギグを見に行くシーン、1曲目はファーストから「Blitzkrieg Bop」。ノリノリである。こうであるべきだね。クラシックを教えてた先生がラモーンズのおかげでロックンロールに目覚める素敵な描写も。

校長は教師たちが良識ある大人、生徒をチンピラと決めつけ最後まで突き通す。
終盤、警官隊の学校への突入が決まる中、生徒と駆けつけたラモーンズはロックンロールで戦い抜く!僕らもそうしなきゃ。

オレたちも頭の硬い大人とは戦わなきゃいけない。だけど運のいいことに、リフのようなロックンロール・キッズたちは大人になった今でも味方になってくれる。日々お世話になってます!笑
電撃バップでぶっ飛ばせ!

追記 ピザが美味そうだった。

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